アスワン:立ちっぱはツラいよ アスワンへの道
2014年 9月 1£=約15円
カイロでのんびりもええけどせっかくのエジプト!中部のルクソール 南部のアスワンにも行っとこかなーってなノリでまずはカイロから一気にエジプト最南端の街 アスワンを目指しました。
たまたまやと思うけどエジプトからスーダンへアフリカを縦断する人はカイロ~ルクソール~アスワンってルートでカイロに戻ってくる人はカイロ~アスワン~ルクソール~カイロっていうルートが多いみたいですね。
で、僕もアフリカ縦断するわけではないのでまずはアスワンへ行くことにしました。
アスワンに行く方法として
- 飛行機で行く、富める者にのみ許された1時間半の旅
- エジプシャンと行く16時間夜行バスの旅
- これまた金持ち専用寝台列車で行くストレスフリーな旅
- 夜行列車で行く最もベターな旅、しかし・・・
まぁ1は速攻却下で(笑)3も100ドルするんですねww 飛行機ですか?w 2はしんどそうやから(同行した大樹さんが嫌って言うんですよ、まったくもう え?僕じゃないよ?)4かなーてなるんですが実は2014年9月現在 カイロ~アスワン間の一等二等列車の切符を外国人には売ってくれないとの情報を入手。
嘘やろーと思いつつもみな同じことを言うのでどうやら本当のよう・・・勝手な推測ですが寝台が高すぎて誰も買ってくれないから外国人には普通シートを使わせないのかなーと思いました。ひどいじゃないの エジプト
で、どうするか・・・・無賃乗車ってやつですね 笑
無賃乗車って言っても本当に払わないわけではないんです。切符を買わずに車内に潜り込んで回ってきた車掌にドヤっと は?切符?ねーけど?って感じです。笑
すると罰金という体で少し上乗せして支払うんですね。いわば乗車後購入といった感じです。
電車はラムセス駅を発車後国鉄ギザ駅を経由してアスワンへ向かうのですがラムセスだと潜り込む時点で下される可能性が高くギザの方がゆるいとのこと、乗れなかったらもう一泊カイロでして翌日にバスでアスワンに行くことで大樹さんとの意見は一致。
いざばくち打ちに国鉄ギザ駅へ!
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・・・・・・普通に乗れた 笑 時刻は午後9時45分
駅員もなんならウェルカムって感じですんなり乗れた。w なんやーちょろいやん とつい大樹さんも笑顔がこぼれる。これから起きる悲劇も知らずに・・・
二等はエジプシャンで満席なのでちょっと高い一等席に座る。広い車内に席は3列
うひょーちょー快適! しかし至福の時は5分と続かなかった・・・
呼びかけられ顔を上げるとIt's my seat的なことを言われた。ま、そうよねー 席予約したわけじゃ無いねんからそうなるよねー おーけーおーけーと違う席に着き車掌を待つ。すると再びmy seatと、うん おっおーけー ・・・・・・・・・・・・・・・これを繰り返し気づけば席なし え、、、マジで、、、
仕方なくデッキで立っていると車掌登場 切符ないの?なら115£ね と
通常一等やと罰金込みで180£近くするみたいなので有り難いのですがチャーミングな笑顔でNo seatとか言われてもさ、、、立ちっぱで15時間は死ぬと思いましたよ。
こんな感じに 超絶汚いので座ることもできず、ついでに喫煙所も兼ねてるので吸殻をポイポイ投げ捨てるんですわこいつらw
ついには紙を床に敷きその上にベンチ代わりのバックパック で座るというスタイルにケツがぶっ壊れそうになりました。笑
車内販売で気を紛らわせたりGoogleマップで位置確認してあと何時間!!と慰めながら過ごしました。
ギザ駅を出て6時間後ようやく席に空きが出始め座ることに成功、、、
ん~~たまらんフカフカ一等のシート 速攻爆睡 翌午後1時にアスワン到着 所要15時間15分の旅
インドの列車もひどかったけど今までで一番しんどい列車旅であったことは大樹さんも同じみたい 笑
とにかく着いて一安心でした。。。